写真の明るさを決める要素について(シャッタースピード編)
カメラを使い始めた時に、私がつまづいた・よく分からなかったポイントの解説をしていきたいと思います。
私の知識不足&難しくなり過ぎないように話をしたいと思っているため、正確性に欠けるところもありますがご容赦ください。
写真を撮ると、「明るすぎた」「暗くなった」ということもありますが、写真の明るさを決める要素にはシャッタースピード(SS)、絞り(F値)、ISO感度(ISO)の3つがあります。
今回はそのうちの1つである、シャッタースピードについて解説です。
シャッタースピード
これは、読んで文字のごとく、「シャッターのスピード」です。
より正確には、「シャッターを開いている時間」と言え、秒単位で表します。1/100Sec、5Secなど。(Secは秒=Secondのこと)
カメラは、シャッターを開いている間に取り込んだ光をフィルムやセンサー(デジタルカメラの場合)に受けることで写真を作り上げます。
ということは、シャッターを開く時間が長くなればなるほど、取り込む光の量が多くなり、明るい写真になることがイメージできるのではないでしょうか。
写真の明るさは、よく蛇口と水槽で例えられます。
蛇口を開く時間をシャッター開く長さ、水槽に溜まった水の量を写真の明るさと考えてみると、分かりやすかった覚えがあります。
また、シャッタースピードには、「被写体のブレをコントロールする」という効果もあります。 (ブレていない写真が絶対の正解というわけではなく、意図的にブレさせたい場合もあるので「コントロール」という表現にしています。)
動かない被写体であればいいのですが、シャッターを開いている間に被写体が動いた場合、出来上がった写真は被写体がブレたものになってしまいます。
このように、シャッタースピードは写真の明るさを決める要素ですが、被写体のブレをコントロールするものでもあるのです。
被写体がブレていない写真を撮ろうとした場合、動きの速い被写体ではシャッタースピードを速くする必要があります。
そうなるとカメラに取り込める光の量が少なくなってしまうのですが、それを補うために他の設定についても理解しておくとよいでしょう。
この辺はまた次回にでも。